ハーレムストライド奏法のジャズピアノ [Jazz]
神戸の三宮のミント神戸に入っているタワーレコードでジャズピアニスト小川理子(本名:みちこ)さんのCD「Jazz A Mine」を買いました。
理子(りこ)さんのことは、ジャズピアニスト生田幸子さんのブログを通じて知りました。
3月に神戸の松方ホールで女性ジャズピアニスト4名のコンサートがある記事を見て、他のメンバーはどんな人が出るのだろうかと思いチェックしてみました。すると、自分が去年の神戸ジャズストリートでりこさんの演奏を聴いていたことがわかりました。
縁は異なものですね。
りこさんのCDのジャケットの言葉より
「ハーレムストライド」とは、1910以降に現れたソロのジャズピアノスタイルで、特に1920年代にニューヨークハーレムで盛んになったことから、このように呼ばれています。
今までリリースされてきた私のCDには収録されていない、そして日本では演奏されることの少ない隠れた名曲を中心に、「ハーレムストライド」の父と言われたJ.P.Johnsonはじめ、その弟子であるThomas ”Fats”Waller、また、後のジャズピアノのあり方に影響を与えたDuke Ellington、Art Tatum、Thelonious Monk、Earl Hines、Erroll Garnerらの音楽を取りあげました。
「ハーレムストライド」の音楽的特徴としては、激しいドライブ感をもつストライドベースを左手で形成しながら和声的な効果を生みだす点です。
私はThelonious MonkのCDをツタヤでレンタルして聴いたりしているので、ハーレムストライド奏法で弾くというりこさんに興味を持ちCDを買いました。
15曲の中には「Akai Kutsu」とか、誰でも、ああ、これ知ってるという曲があります。それをりこさんが、どのように弾いているかはご自分でCDを買って聴いてみて下さい。びっくりすると思いますよ。
(後記:りこさんのHPからクリックすればCDを試聴できました(^_^;))
でも、この曲とかを聴きながら、みんな誰でも知っている曲をアレンジして弾くところに、Jazzのスタンダードを弾く以上にジャズのすばらしさ!ジャズってええやん!というのがあるんやなあ(^^)。
去年の神戸ジャズストリートでは、思い出に残る出会いがありました。
一つは、スウェーデンから来た「カーリング」という女性。彼女は、トローンボーン奏者で、ほかにトランペット、リコーダーも吹くし、唄も歌う、タップもする、美貌も備えているということで、彼女の演奏を聴いた人を虜にして「神戸ジャズストリート大賞」を取った人です。
もう一つは、去年の神戸ジャズボーカルクイーンコンテストで「神戸ジャズストリート賞」を取って、副賞として神戸ジャズストリートで唄を披露した「門馬綾子」(もんまあやこ)さんです。彼女の唄を超満員の「MIDNIGHT SUN」で聴いたのは、忘れもしません。しばらくしてCDも買ってしまいました。彼女のブログを見る限り、面白そうなひとみたい。たぶん。
この辺で、幕とさせていただきます!
CDを聞いていただき、ありがとうございました!生田さんとは 、つい先日、4人の女性ピアニストコンサートのためのリハでお会いしたばかりです。
結構楽しいことができそうです。
門馬さんは、以前私が大阪で演奏していたライブハウス(ニューサントリー5)で伴奏をさせていただいたことがあります。
本当に 縁は異なもの ですね!ではこれからもよろしくお願いいたします。
by riko (2007-01-29 00:01)
本当にびっくりです!りこさんから、コメントをいただくなんて!そして門馬綾子さん(ブログでは、「もんち」さんですが・・・)ともつながりがあるなんて!
松方ホールのコンサートより前向きで考えよう。そのためには連れを探す必要が。。。嬉しい悲鳴です(^^)
りこさんのブログによると、去年の秋に六甲山でのライブもあったようで、今年もそのようなイベントがあれば、是非行ってみたいと思う。
by dolfin (2007-01-29 01:01)